代替医療Part10 マクガバンレポートの改善目標

桃源郷・・・豊田ワインのブドウ園



成人病が厚生労働省の予防医学要綱にて「生活習慣病」という名に改名されて、早16年・・・現代病=生活習慣病というのは、ウィルスや細菌などが原因で発病するのではなく、国民の生活習慣による体質が病気を作りやすくなっているという意味合いも国民には理解されてきているようです。

しかし、一方ではガンや糖尿病、血流障害、骨粗鬆症、心臓病など病院で処方される薬で治せない病気が増加の一途をたどっているということに気付き始めている方々も増えているのも事実です。

先進国アメリカに衝撃的を与えた、マクガバン委員長の5000ページ以上にもおよぶレポート要約では、「ガン、心臓病、脳卒中などの慢性病は、動物性の脂肪やカロリー摂取過多等による誤った食生活が引き起こした《食源病》であり、これは薬では治らない。我々は、この事実を素直に認めて、ただちに現在の食事の内容を改善する必要がある」と報告され、具体的な7項目の改善目標を提示し、アメリカ社会に浸透してゆきました。

その、改善目標7項目とは・・・

1、食べ過ぎをしない。

2、野菜、果物、全粒(未精製)穀物による炭水化物を増やす。

3、砂糖の摂取量を増やす。

4、脂肪の摂取量を増やす。

5、特に動物性脂肪を減らし、脂肪の少ない赤身肉、鶏肉、魚肉に変える。

6、コレステロールの摂取量を減らす。

7、食塩の摂取量を減らす。

と提言しました。そして、最も理想的な食事は、元禄時代の日本の食事であると、日本の食文化に注目をしています。

元禄時代の食生活?と言われても、Mashuも(?_?)ですが、色々と調査してみると、精白されていない米や粟、稗や麦など、未精製の穀物類、豆や黍(きび)などを主食とし、季節の野菜や魚介類、海藻などをおかずにした時代のようです。

皆さま、病気は病を患ってから治療するのでなく、なる前に予防してゆく「未病予防」の考え方、意識したライフスタイル改善が大切と思いませんか?

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