代替医療Part11 米医科大学の66%は代替医療講座常設?

山桜ハンドメイドのバターナイフ



皆さま、おはようございます。

昨年、友人の工房にて手作りでバターナイフを作成するワークショップがありました。Mashuも参加して、生まれて初めてイメージ設計をし、機械で大枠を裁断し、ナイフで削り、サンドペーパーで擦り、最後はクルミの油で仕上げ・・・完成しました。上から2番目のバターナイフがMashu作です。材は、少し硬めの山桜です。右利き用で設計図は作成しましたが、途中作業工程で、何故か?左利き用で完成していました(^^;

さて、前置きはこれくらいにして、本題に入ってゆきましょう。

アメリカにおいて代替医療を利用する人の割合が年々増加しており、現在では60%以上の国民が何らかの代替医療を利用していると言われています。

WHOの調査によると、世界総人口の70~80%の人々が、西洋医学や現代医学以外の療法を活用し、代替医療で健康増進や管理維持が行われている実態が報告されています。

また、アメリカにある125の医科大学のうち82校(66%)が西洋医学を補完する医療として、代替医療や統合医療の分野の講座が設置されているそうです。(※2008.4現在の情報ですから、増えている可能性があります)

では、他の国々ではどうでしょうか?

ドイツ、フランス、イギリスなどでは、医学教育の中に代替医療教育を導入しており、医師国家試験にも代替医療に関する出題があり、我が国日本においても、聖マリアンナ医科大学、東京慈恵会医科大学、関西医科大学などでも、代替医療の授業が必須科目として、カリキュラムの中に取り入れられているそうです。

また、東京女子医科大学付属青山自然医療研究所クリニックでは、代替医療の一つとして、栄養補助食品や健康補助食品いわゆるサプリメントに関するアドバイスや相談も実施しているようです。

我が国日本はガンで2人に1人が死亡する時代、ストレスや社会の変化でこれまでにない心身の病が急増してそうです。このようなことから、今後益々、代替医療や補完医療など、そのニーズは増えてゆくでしょう。その時に、サプリメントや機能性食品を選ぶにしても、代替医療を選択にするにしても、状態に的確な治療や医療、手技や療法を選択できる情報、もしくは専門家が近くにいると心強いかも知れませんね。

この数日、話題となる・・・人も動物もインフルエンザに侵されている日本列島。ご自身や家族の健康は、自ら守り自ら健康を創る(予防医学=未病予防)時代になっていくように思います。命を他に委ねる時代は終わりました。自らが大自然の恵みに感謝をし、先人たちの智慧を生かし、生きる命を活かし、自然や環境と調和して生きてゆくことこそ、本来の生きてゆく姿なのかも知れません。つづく

Filed under: 未分類 — admin 6:51 AM  Comments (0)

代替医療Part10 マクガバンレポートの改善目標

桃源郷・・・豊田ワインのブドウ園



成人病が厚生労働省の予防医学要綱にて「生活習慣病」という名に改名されて、早16年・・・現代病=生活習慣病というのは、ウィルスや細菌などが原因で発病するのではなく、国民の生活習慣による体質が病気を作りやすくなっているという意味合いも国民には理解されてきているようです。

しかし、一方ではガンや糖尿病、血流障害、骨粗鬆症、心臓病など病院で処方される薬で治せない病気が増加の一途をたどっているということに気付き始めている方々も増えているのも事実です。

先進国アメリカに衝撃的を与えた、マクガバン委員長の5000ページ以上にもおよぶレポート要約では、「ガン、心臓病、脳卒中などの慢性病は、動物性の脂肪やカロリー摂取過多等による誤った食生活が引き起こした《食源病》であり、これは薬では治らない。我々は、この事実を素直に認めて、ただちに現在の食事の内容を改善する必要がある」と報告され、具体的な7項目の改善目標を提示し、アメリカ社会に浸透してゆきました。

その、改善目標7項目とは・・・

1、食べ過ぎをしない。

2、野菜、果物、全粒(未精製)穀物による炭水化物を増やす。

3、砂糖の摂取量を増やす。

4、脂肪の摂取量を増やす。

5、特に動物性脂肪を減らし、脂肪の少ない赤身肉、鶏肉、魚肉に変える。

6、コレステロールの摂取量を減らす。

7、食塩の摂取量を減らす。

と提言しました。そして、最も理想的な食事は、元禄時代の日本の食事であると、日本の食文化に注目をしています。

元禄時代の食生活?と言われても、Mashuも(?_?)ですが、色々と調査してみると、精白されていない米や粟、稗や麦など、未精製の穀物類、豆や黍(きび)などを主食とし、季節の野菜や魚介類、海藻などをおかずにした時代のようです。

皆さま、病気は病を患ってから治療するのでなく、なる前に予防してゆく「未病予防」の考え方、意識したライフスタイル改善が大切と思いませんか?

Filed under: 未分類 — admin 7:23 AM  Comments (0)

代替医療Part9 それはマクガバンレポートより始まった?!

おはようございます。Mashuです。

日本列島は、厳しい冬型の気圧配置が続いていますが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか?

インフルエンザも流行の兆しです。流行ってもウイルスが進行して症状が悪化する人と、そうでない人がいます。これは、自然治癒力や免疫力など、その人の持つカラダの抵抗力で、発症状態に違いがあります。

皆さま個々のライフスタイルの中で、養生しながら気をつけてくださいね。

代替医療が現代医療の中で注目され研究される基になったのは、1977年(昭和52年)に、アメリカ合衆国上院特別栄養委員会の、マクガバン・レポートから始まったという一説があります。

アメリカ国民の健康に病む原因の最大でかつ一番の原因は、アメリカ社会のライフスタイルに組み込まれた、食生活に大きな問題がある・・・と解ったのです。

ということは・・・・

欧米化ライフスタイルに変化してきた日本も同様の道を歩み、病める人々が増える大きな社会問題となるということです。

2番目は、ストレスを過度に受けやすい社会構造であること。

3番目は、運動不足・・・車社会のアメリカでは、運動不足が深刻な健康阻害要因となっている。

4番目は、環境汚染が国民の健康を著しく犯しているという指摘が報告されました。

このマクガバンレポートから、35年・・・アメリカは、世界で一番健康であり長寿であり、豊かな生活を送る民族を徹底的に検証しました。それが、日本の沖縄や山梨などの、昔から地域や里山に根付く、生活や食文化だったのです。

玄米菜食、味噌、醤油・・・旬の野菜や山菜など。。。。。

あれから、35年日本はどうでしょうか?

皆さまの暮らしはどうでしょうか?

根本的原因を考えさせられますね。

では、どうしたら良いのでしょうか?つづくぅ~

Filed under: 未分類 — admin 6:44 AM  Comments (0)